(淡路島旅行・その7)
「洲本八幡神社」
・所在地/洲本市山手2丁目1-10
(由緒)
創立年不詳。
淳仁天皇(在位758〜7564年)による創祀とも伝える古社で淳創祀とも伝わり、永祚2年(990年)に国司藤原成家卿寄瑞をうけ、当国の安寧と繁栄を祈願し、国生みの島の妙なる神の妙なる神州神と称え奉仕の寺四ヶ寺と共に創建したと縁起書に書かれています。室町末期、安宅氏が三熊山に洲本城を築いたときに安宅秀一が当社にこもり祈願し、その後も代々洲本城主に崇敬された。
江戸時代には、当神社の目の前に洲本城が置かれ、淡路国における徳島藩の代参所となると共に、藩主蜂須賀氏及び家老洲本城代稲田氏の祈願所として特異なる崇敬をうけた。 また、淡路国で初めて檀尻(だんじり)がだされたのは当社である。
(ご利益)
当社縁起によると、永祚2年(990)年)国司代藤原成家が当国の赴任の折りに、苦難に見舞われ苦しんでいたところに大神が奇瑞を現され、進むべき方向を示され難を逃れたと伝わり、それ以来全ての人々を苦難より救い、進むべき方向を示す神、開運開きの神として崇敬を受けています。
石造りの鳥居
隋身門
(門を潜ると左手脇に巨樹のクスノキの古木がある)
本殿
本殿裏にもクスノキの巨木が見えます。