三田のはげ・おとん

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大乗寺のクスノキ @ 香美町香住区

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《ひょうごの巨樹・巨木100選・散策回顧録

  大乗寺(別名:応挙寺)境内に自生する

「ひょうごの巨樹・巨木100選」 NO.61

クスノキ としては但馬地区最大の巨樹

巨樹大乗寺クスノキ (2021.5.2   撮影)

・所在地/香美町香住区森860 (大乗寺境内)

・幹周(株立)/6.55m 

・樹高/26m

推定樹齢/800年

50年前に会社の忘年会に行ったとき以来の訪問。

亀居山「大乗寺」(だいじょうじ)  (別名:応挙寺)

   寺伝によれば745年天平17年)に行基が自 の聖観音を本尊として創建したと伝えられている。

  その後、戦乱を受け寺勢は衰退するが、江戸時代後期の寛政年間(1789年 - 1800年)に当時の住職、密蔵らにより再興された。

   密蔵は京都訪問の際に苦学中の円山応挙に銀三貫目を与えた。応挙は大成したのち、密蔵の恩に報いるため、弟子12名とともに客殿襖絵・屏風などに取り組み多数の作品を残した。

車場からクスノキを見る

季節外れのもみじがキレイです。

山門

本堂

鐘楼

実にバランスよく積んであります。

目的のクスノキは山門を潜った直ぐ左手にあります。

バランスのいい見事な樹姿です。

目測で、地上から約7〜8m辺りから、2本の大枝幹に分かれています。

推定樹齢800年を感じさせる根周りを覆う苔。

 

 

 

 

 

 

樹齢800年ですが、殆ど損傷や損失した箇所もなく、樹勢は旺盛そのものです。

クスノキの奥に奇妙な形をした根の樹木があります。

なんでこうなるの?

 大乗寺を後に、当日最後の散策のため、日本海を左手に眺めながら、訓谷地区に自生する目的のクロマツを見に行きましたが、残念ながら、根と主幹の一部のみしか残存していませんでした。