三田のはげ・おとん

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葉の縁に種子(ぎんなん)を着ける貴重種・殿原のイチョウ (オハツキイチョウ) @ 加西市

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 《ひょうごの巨樹・巨木100選》

・ぜひ会いたい樹木13本のうちの12本目で、清水寺の山腹に自生する

「ひょうごの巨樹・巨木100選」 NO.62

兵庫県指定文化財 (県指定天然記念物) (昭和47年3月24日 指定)

巨木「殿原のイチョウ (オハツキイチョウ) (2021.10.23   撮影)

・所在地/加西市殿原町 (清水寺・山腹の庚申堂境内)

・幹周/4.60m 

・樹高/約37m

推定樹齢/300年

  イチョウに行くには、何箇所のコースがありますが、入り口には駐車場スペースが無く、私は地域の集会所?に止めて、横の整備された参道口のコースを登りました。

目的のイチョウが見えて来ました。

 最後はかなり崩れている石段でしたので、危険を避け、石段の左手の法面から上りました。

 イチョウと庚申堂。

庚申堂

美しい樹形です。

空に向かって力強く伸びています。

樹木は損傷や損失する箇所も無く、樹勢は旺盛です。

 

 

地上から約7mあたりから、20本の大枝がバランスよく出ています。

 

 

 時期的に、枝の緑葉に着いた種子を見るのは無理でしたが、地面一杯に落葉している中を、相棒と共に種子(ぎんなん)が着いている葉を必死で探しました。

 その甲斐あって、何とか2枚見つけることが出来ました。

 左は、小さい上、落下して時間が経っているか、割れて腐りかけ状態です。

 右は、大きい上、2個着いていて、1つはキレイな橙色で、表皮も皺皺になっていません。一緒に落果したのに、状態はずいぶん違っていました。

葉の縁にしっかり引っ着いています。

「ひょうごの巨樹・巨木100選」中でも、是非会ってみたい巨樹・巨木

1.大山宮の千年モミ (丹波篠山市) (2022.9.2 投稿済)
2.日置のハダカガヤ   (丹波篠山市)  (2022.9.7 投稿)
3.常滝寺の大公孫樹   (丹波市)   (2022.9.13 投稿)
4.建屋のヒダリマキガヤ (養父市)   (2022.9.18 投稿)
5.八代のケヤキ (朝来市) (2022.9.19 投稿)
6.糸井のカツラ (朝来市) (2022.9.29 投稿)
7.藤坂のカツラ    (丹波篠山市)  (2022.10.7 投稿)
8.久森家のムク   (佐用町) (2022.10.9 投稿)
9.法雲寺のビャクシン (上郡町)   (2022.10.11 投稿)
10.樽見エドヒガン(仙桜)   (養父市)   (2022.10. 21  投稿)
11.口大屋のアべマキ (養父市)  (2022.10.22 投稿)                     
12.殿原のオハツキイチョウ (加西市)   (2022.11.5 投稿)                                            13.畑上のトチ   (豊岡市) (未散策)

ぜひ会いたい樹木の散策は、とりあえず今回の投稿で終了しました。