《ひょうごの巨樹・巨木100選・散策回顧録》
伊曽布神社境内に自生する
「ひょうごの巨樹・巨木100選」 NO.59
巨木「味取のウラジロガシ」 (2020.5.2 撮影)
・幹周(株立)/4.33m
・推定樹齢/不明
式内社「伊曽布(いそう)神社」
・創立/不詳。
・貞観2年(860)9月、勧請と伝え延喜式内小社に列し、射添庄の一宮であった。
旧称を「来庫大明神」「米庫大明神」と称した。
江戸時代山名藩主の崇敬も篤かった。
元は近くにある「味取の俵石」の山に鎮座していたが
天文九年(1540)8月、大洪水によって山が削られ、社域が崩壊。
天文12年(1543)現在地に移転し再建。
寛文3年(1663)改築
寛政5年(1793)再度改築
県道際の高い石垣から、即、石畳の急な参道になっているので、見逃してしまい、引き返しました。
モミ?の巨木が、鳥居代わりをしているようにも見えました。
境内から見た参道。 県道4号のバイパスが出来るまでは、参道は集落から神社の石段へと続いていたと思いますが、新しいバイパスが出来て寸断された状態です。
真下がバイパスで、石段はかなり急勾配です。
右手は小学校の跡地のようでした。
本殿
・建築様式/一間社入母屋造、向拝一間、軒唐破風付、柿葺
しっかりした覆屋によって守られています。
広い境内はスギ、ヒノキ、モミなどの巨木に包まれています。
本殿に向かって少し離れた右側斜面(南方向)に自生しています。
違う角度から見る
この後、国道9号線に戻り、当日最後の散策地の神社にに行きましたが、残念ながら、株しか残っていませんでした。
主幹や株また消滅した樹木については、すべての樹木の回顧録が終わり次第、投稿
するつもりです。