三田のはげ・おとん

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石造鳥居としては県下で2番目に古い「応永鳥居」@ 宝塚市

《波豆八幡神社関連》

兵庫県指定重要有形文化財 (昭和37年7月16日 指定)

石造鳥居「応永鳥居」

 昭和6年(1931年)に完成した千苅ダムにより、波豆集落は水没。参道下部も水没し、鳥居は移設された。元々の参道はダム湖(千苅水源地)からまっすぐに上ってきたが、現在の参道は裏を走る県道川西三田線から神社の境内を巡って正面にまわる。参道の貯水池に面する部分は石垣になり、手すりが設けられている。

 

 北側の一の鳥居から苔むすの参道を滑らないように、千苅水源地に向かって下っていきます。

 

鳥居の正面の湖畔の底にあったのが移設された応永鳥居が見えてきました。

石造鳥居 (応永鳥居)

 

正面に見えるのが元石切り場?

 

石造鳥居 (応永鳥居) 

 完全で保存が良く石鳥居としては、三田市藍本の酒垂神社の鳥居に続いて、兵庫県で2番目に古い。千苅ダムの嵩上げ工事(昭和4年〜6年)の際に現在の位置に移設された。

 

鳥居から見た拝殿

 

《参考》平成23年9月16日 (2011年) 撮影

・石造鳥居としては兵庫県下で最古。

兵庫県指定重要有形文化財  (昭和36年8月23日 指定)

・酒垂神社の石造鳥居

・所在地/三田市藍本

・建立/応永2年(1395年)

 

 

 

全体的にこちらの鳥居の方が損傷が激しいようです。

 

 









 

清和源氏八幡神信仰発祥の地・波豆八幡神社 @ 宝塚市

「波豆(はず)八幡神社

・鎮座地/宝塚市谷田東掛2

神社所在地一帯は多田源氏の荘園であった波豆庄で、源 満仲の弟の源 満政が、八幡 神の神託を受けて天延元年(973年)に創建し、京都石清水八幡宮分祀したと伝えられている。

・現在の本殿は棟札により、応永10年 (1403年)の建立が判明。

・祭神/誉田別尊建御名方命、建姫宮命

 昭和6年(1931年)に完成した千苅水源地により、波豆集落は水没。参道下部も水没する。


 

 

車両が通行出来る参道を上がります。

拝殿

 

奥正面が国指定重要文化財で、指定年月日がかなり古い

八幡神社本殿

 本殿は 1950年(昭和25年)に、文化財保護法が施行される前は、国宝(いわゆる旧国宝)であったため、地元では現在も「国宝波豆八幡」という看板が見られる。

 

 昇り勾欄に立つ宝珠柱、向拝の柱間に置かれている蟇股は、室町時代の応永以前の古材が残っています

 

右手横から見た拝殿と覆屋に囲まれた本殿

 

 

 

 

左手横から見る

 

西からの参道の石畳には一面に苔むす。

 私の少年時代は「波豆の厄神さん」と言っていました。

 毎年1月19日の厄除祭には、露天商の出店も多く、実家から近所の友達と一緒に、そこそこの距離を歩いて参拝に行きました。(実際は出店でいろいろな物を買うのが目的でした)

 また、現地はその当時の様子と殆ど変わっていませんでした。














 

 

中大沢の素盞鳴尊神社 @ 神戸市北区

中大沢の「素盞鳴尊(すさのおのみこと)神社」

・鎮座地/神戸市北区大沢町中大沢

 

 

 

拝殿の奥が、本殿の建物と思いましたが、実際は覆屋でした。

両側に自生する杉は、あたかも自然の鳥居のように見えます。

拝殿

 

 

覆屋の中に鎮座する画像の奥が

本殿

 

右手横から見る

 

うっすら色彩が残っています。

左手横から見る

 

 








 

中野のカヤ @ 西宮市

県道98号線を三田方面から有馬温泉へと進むと、中野地区内の道路右際上にある

「ひょうごの巨樹・巨木」

兵庫県指定天然記念物(昭和48年3月29日 指定)

巨樹「中野のカヤ」

・所在地/西宮市山口町中野578

・根周/5.5m

・樹高/約20m

・推定樹齢/500〜600年

「平家の流れをくむ」と云う、左上の民家への石段途中の、石垣から身を乗り出す様に聳えている。

しめ縄をしっかり懸けられ、信仰対象の木であることが納得出来る。

幹の途中からは多数の大枝幹が四方に伸びている。

 

 

 

 





 

今年初めての雪が降る

 予報通り、各地で最強の寒波到来で大雪になっており、特に各交通機関に大影響が出ています。

 昨夜、三田周辺も気が付いたら、短時間で一面真っ白になっていました。

 通勤者や通学生にとっては、今朝の路面の凍結や各交通機関の運転状況が心配ですね。

(24日22時頃の状況)

 

 

 

寒波襲来

 天気予報では、24日(火)は段々と冬型の気圧配置が強まり、日本の上空には、10年に一度の最も強いレベルの寒波が襲来し、近畿地方でも24日の午後から25日にかけて、日本海側では大雪となり、太平洋側でも積雪に警戒が必要みたいで、全国的に風が強く、厳しい寒さにも注意が必要とのことです。

 通学、通勤の人には交通機関の運休や遅れなどで、厄介な日になりそうです。

 私事ですが、この二日間に限って病院の予約があり、車で通院しますので、路面の凍結が心配です。大雪にならないことを祈るだけです。

 

 

 

乙原の天満神社 @ 三田市

小野の天満神社より、さらに北方に鎮座する

「乙原(おちばら)の天満神社

・鎮座地/三田市乙原2141

天正5年(1577)京都北野天満宮よりここに勧請したと伝えられています。

 

 

拝殿

後方の屋根が本殿の覆

しっかりした覆屋で大切に保存されている

本殿

今の本殿は元禄2年(1689)に再建された。

以来、明和・寛政と度々補修されてきた。

創建時の様式をよく残している。

・様式/一間社流造

・屋根/檜皮葺

・小野の天満神社の本殿とよく似ているといわれている。

・建築に携わった木匠は、播州日原の大工で、組物や蟇股その他各所の彫物に優れた技巧を見ることができる。また、向拝部の階段の高欄は上下段が異なっており、珍しい形式らしいです。(実際は覆屋で全体像が見づらい)

右側から

 

左側から