小野の天満神社より、さらに北方に鎮座する
「乙原(おちばら)の天満神社」
・鎮座地/三田市乙原2141
天正5年(1577)京都北野天満宮よりここに勧請したと伝えられています。
拝殿
後方の屋根が本殿の覆
しっかりした覆屋で大切に保存されている
本殿
今の本殿は元禄2年(1689)に再建された。
以来、明和・寛政と度々補修されてきた。
創建時の様式をよく残している。
・様式/一間社流造
・屋根/檜皮葺
・小野の天満神社の本殿とよく似ているといわれている。
・建築に携わった木匠は、播州日原の大工で、組物や蟇股その他各所の彫物に優れた技巧を見ることができる。また、向拝部の階段の高欄は上下段が異なっており、珍しい形式らしいです。(実際は覆屋で全体像が見づらい)
右側から
左側から