県道141号沿いにある
「 瀬戸地蔵」
東条川沿いの小道に位置する岩を船形状に彫りくぼめ、中央に半肉彫りされた地蔵菩薩立像である。
右手に錫杖、左手に宝珠を持つよくある形の地蔵菩薩で、衣を両肩にまとい(通肩)、衣のしわ(衣丈)を腹部から脚にかけて六筋を表しており、室松時代の作と考えられます。
屋外にある石像物としては、比較的良好なもので、面相や像容が明確に残っているのは貴重なものであります。
瀬戸とは、狭い意味で、断崖絶壁の狭い道に沿うところであるので、古くからこう呼ばれてきた。また、名前の由来については、様々な伝承はあるが、事実は定かではない。
右手の真下は東条川
平らな岩面の巨大な岩が見えてきました。
地蔵菩薩立像がはっきり分かります。