《ひょうごの巨樹・巨木100選・散策回顧録》
「ひょうごの巨樹・巨木100選」 NO.71
・兵庫県指定天然記念物 (平成7年3月31日 指定)
・イヌシデとしては消滅前は兵庫県内最大の巨木でした。
巨木 「久谷八幡のイヌシデ」 (2020.4.25 撮影)
・所在地/新温泉町久谷
・幹周/3.55m
・推定樹齢/不明
「久谷八幡神社」
こぼれ日が差し込む杉木立の中を上がって行きます。
右手には、さざんかの木が多く植わっています。
さざんかおどりと関係あるのでしょうか?
覆屋に保護された本殿が見えてきました。
田舎の古い神社は本殿のみが多いようです。
指定の看板はあるので、イヌシデを必死で探しましたが、樹木は消滅していました。
(資料の画像より)
本殿の左手の法面に自生していました。
もう一つの指定樹木を紹介します。
「スダヅイ」
本殿の右横の急勾配の法面に立っています。
大枝幹の4本のうち、1本がかなり以前に朽ち果てた状態で横たわっています。
残りの3本も、樹表が裂けて、空洞も見られ、頂上部が破損しているのもあり、かなり
衰弱状態に見えます。