木曜、金曜は秋晴れで、気温も上がり汗ばむ陽気で、残暑の戻り?
また、昼夜の寒暖差もあり、木々の葉も色付き始めてきました。
《ひょうごの巨樹・巨木100選・散策回顧録》
万場のトチノキを後にR482を少し戻り、左折してR712に入り、工ドヒガン(おまき桜)が自生している「ほそき神社」に向かいました。
集落から離れた道路脇の一段高い所に鎮座。
本殿は、覆屋で大事に保護されています。
「ひょうごの巨樹・巨木100選」 NO.43
・兵庫県指定郷土記念物 (平成8年3月29日 指定)
・工ドヒガン としては兵庫県内最大の巨樹
巨樹 「椒村の工ドヒガン」 (2015.8.6 撮影)
■地元では、昔、麻を栽培していた頃、この桜の花が咲くと、麻の種子をまく時期の目安にしていたため、麻蒔(おまき)桜と呼ぶようになった。
■工ドヒガンは葉より先に花を付けます。
・幹周/6.49m
・推定樹齢/150年
R712線沿いにあります。
神社の敷地内に自生している。
根や幹周りは、雑草が生い茂って見ることが出来ません。
途中から、2本の大枝幹に分かれています。
かなり2本とも大枝幹が損傷しているため、折れたり、倒木しないよう、このような支柱が数箇所に設置されています。
一見、主幹が二つに裂かれたようにも見えます。
2本とも損傷や空洞の箇所が多く見られます。
それでも元気な小枝が葉をいっぱい付けています。
他の草木が寄生して、樹木を弱らせるので心配です。
桜咲く頃は、資料の画像のように、周りの雑草も綺麗に刈ってあり、見事な樹姿を見せてくれています。